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外壁塗装の塗膜を高品質にする為の、塗布量と乾燥時間

  • ハーツホーム 🐈‍⬛
  • 2025年4月2日
  • 読了時間: 4分

■ 塗布量と乾燥時間(インターバル)の厳守(性能発揮の鍵)

塗料が持つ本来の耐久性や機能を最大限に引き出すための必須条件です。



1. 基準塗布量(所要量)の厳守

  • 塗膜の厚さの確保: 塗料の缶に記載されている「標準塗布量」は、塗料の成分(樹脂、顔料など)が壁面に理想的な厚さで付着し、カタログ通りの性能を発揮するために必要な量です。この量が少なすぎると、紫外線や雨水から建物を守るバリア機能が低下します。

    • 具体例: 1缶で50 $m^2$塗れる塗料を60 $m^2$に広げて塗ってしまうと、塗膜が薄くなり、予定よりも早く劣化が始まります。


  • 希釈率の管理: 塗料は通常、水やシンナーで薄めて使用しますが、メーカーが定めた希釈率(例: 5~10%)を厳守する必要があります。

    • 希釈しすぎ(シャブシャブ): 塗りやすくなりますが、塗膜の厚さが不足し、色ムラの原因にもなります。

    • 希釈不足(ドロドロ): 塗料が伸びず、ローラー跡や刷毛跡が残りやすくなり、均一な塗膜になりません。


2. 塗り重ね乾燥時間(インターバル)の厳守

  • 塗料の硬化メカニズム: 塗料は、乾燥によって溶剤(水やシンナー)が蒸発し、成分が結合・硬化することで耐久性の高い塗膜を形成します。このプロセスには時間が必要です。


  • 「生乾き」による不具合の防止:

    • 塗膜のシワ・ちぢみ: 下の塗膜が完全に乾いていない状態で次の塗料を塗ると、上の塗膜が乾く際に下の塗膜を引っ張り、表面にしわが発生します。

    • 密着不良: 生乾きの状態で次の塗料を塗ると、化学的な結合が不完全になり、塗膜同士の密着性が低下し、将来的な剥がれにつながります。

    • 気温・湿度による調整: 乾燥時間は、気温が低かったり、湿度が高かったりすると長くなります。メーカーの指定は「最低この時間」という意味なので、現場の環境に応じて柔軟に調整する(より長く待つ)ことが高品質への鍵です。




■ 適切な塗り重ねと均一な塗膜の形成(美観とバリア性の向上)

ムラなく、均一で丈夫な塗膜を作るための職人の技とルールです。


1. 均一な塗り付け(塗りムラの防止)

  • 「しごき塗り」の厳禁: ローラーや刷毛に塗料を少量しか付けず、塗料を表面に薄く延ばして塗る方法(塗料をケチる行為)は、色ムラと耐久性不足を招きます。

  • 「ウェット・オン・ウェット」の意識: 塗り継ぎ目(塗料を塗り終わった線)が乾き始める前に、次の部分を塗り重ねていくことで、継ぎ目跡が目立たない均一な塗膜が形成されます。

  • ローラーの走らせ方: ローラーは、まず塗料をたっぷりつけて壁に置き、「W」や「M」の字を描くように塗料を広げた後、最後に**一定方向(例:上から下)**に軽く延ばしてムラを消すのが基本です。


2. 塗り残し・透けのチェック

  • 中塗り・上塗りの色変え(推奨): 中塗りと上塗りを同色の塗料で行う場合、塗り残しや塗りムラを発見しにくくなります。そこで、**中塗りのみわずかに色を変える(濃淡を付ける)**ことで、塗り残しを視覚的にチェックしやすくなり、均一な塗り付けが保証されます。

  • 入隅・出隅、細部への注意:

    • 外壁の角(入隅・出隅)や、窓の周囲、樋(とい)の裏側など、ローラーが届きにくい箇所は、先に刷毛(ハケ)で丁寧に塗っておく(先行塗りまたはダメ込みと呼ぶ)ことで、塗り残しを防ぎます。


3. 塗膜が厚すぎる場合の不具合

  • 塗膜のひび割れ(ワレ): 塗料を一気に厚く塗りすぎると、表面と内部の乾燥速度に差が生じ、乾燥・硬化が進むにつれて塗膜のひび割れを引き起こすことがあります。

  • たれ(ダレ): 厚く塗りすぎた塗料が重力で垂れ下がり、涙のような筋(ダレ)になって固まってしまい、美観を大きく損ないます。

これらの作業のコツは、**「塗料の性能を最大限に引き出すための科学的なアプローチ」「美観を保つための細やかな職人技」**の両方が必要となります。




ハーツホーム株式会社

新潟市北区柳原2-9-17(ピザハット様 隣り)

TEL:025-311-1403

外壁工事専門店・各種リフォーム工事


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