既存外壁の剥離箇所を、補修→塗装する場合の注意点やコツ
- ハーツホーム 🐈⬛
- 2025年5月15日
- 読了時間: 3分
外壁塗装の下地処理の中でも「旧塗膜の剥がれ・浮き」への対処は、塗膜寿命を左右する最重要作業です。ここが甘いと、どんな高級塗料でも 1〜3年で再剥離 が起きます。
以下に、弊社がおすすめする対処方法・品質を上げるコツをまとめます。

✅ 旧塗膜の剥がれ・浮きへの対処方法(基本の流れ)
① 浮き・膨れの範囲を“正確に見極める”
見えている部分だけでなく、軽く叩いて音で判断する。
カンカン → 密着している
ボコボコ/軽い音 → 浮いている可能性大→ 浮いている部分は全て除去が必要
コツ:・カッターの刃で軽く端を持ち上げ、どこまで広がるか確認・塗膜と基材の間に“砂埃”が出る場合は広範囲に浮いているサイン
② 浮いている塗膜を完全に除去(ケレン作業)
剥離が強いほど ケレンの丁寧さが直接品質につながる工程。
使用する道具
スクレーパー(皮スキ)
カッター
サンダー(#60〜120のペーパー)
ワイヤーブラシ(必要に応じて)
コツ
無理に1回で削ろうとしない
第一段階:皮スキで大きく剥がす
第二段階:サンダーで段差を取る→ 最終的に「境目が分からない」レベルまで整えるのが理想
③ 旧塗膜の“段差をなくす”ための研磨(重要)
ここがテキトウだと、塗装後に境目が浮き出て目立つ。
やり方
サンダー or ペーパー(#120〜180)で丁寧に均す
剥がれ境界を“なだらかにグラデーション”にする
綺麗に仕上がるコツ
角の段差を残さない
周囲10〜20cm程度まで広めに研磨すると、仕上がりが自然
凹凸の深い外壁(リシン・スタッコ)は、模様を壊さないように軽圧で
④ 粉(サンディングダスト)を完全に除去
これを残すと 密着不良・早期剥離の原因 No.1。
コツ
ブロアーで完全に飛ばす
乾いたウエスで軽く拭き取る
高圧洗浄前にやっておくと汚れが流れやすい
洗浄後にもう一度チェックすると完璧
⑤ 下地補修(必要に応じて)
剥がした部分が“凹んでいる”場合は補修する。
使う材料
パテ
モルタル補修材
外壁材用フィラー(微弾性など)
コツ
凸凹を残すと仕上がりに影響
パテは薄く何度も伸ばすと綺麗に整う
乾燥後にもう一度研磨して平滑に
⑥ 下塗り(シーラー・フィラー)を適切に選択
剥離部には通常より“食いつきの強い下塗り”が必要。
推奨例
密着性重視 → エポキシ系シーラー
仕上がり重視 → 微弾性フィラー
パターン調整 → サーフェーサー
コツ
剥離跡にムラが出ないよう、広めに塗装
先に部分的に塗る“スポット下塗り”→そのあと面全体の下塗りが最強

🔧 プロがやっている“高耐久に仕上げる裏ワザ”
✔ 1. 境界を“直線に削らず”ランダム形状にする
境界が直線だと最終仕上がりで段が目立つ。ランダムな曲線にしておくと、 光の反射で境界が分かりにくくなる。
✔ 2. ケレン後に必ず手で触って確認
サラサラ → OK
粉がつく → 研磨不足
ざらつきが強い → 研磨しすぎ/ペーパーが粗い
✔ 3. “研磨 → ホコリ除去 → 下塗り”の流れを短時間で行う
時間が空くとホコリが再付着する。
✔ 4. 旧塗膜が弱っている場合は“全面ケレン+強化下塗り”が最適
部分だけ施工すると境目がまた剥がれやすい。
🔍 まとめ(品質アップの最重要ポイント)
浮き・剥がれは全て除去(半端が一番ダメ)
段差を完全になくす研磨が仕上がりを決める
粉・ホコリを残さない
下塗り材は“密着強化型”を選ぶ
丁寧な部分補修で凹凸を無くす
ハーツホーム株式会社
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